スポンサー

2014年11月24日月曜日

第16回演劇セミナー「歌舞伎を学ぶ実技と基礎知識」「言葉を使わないワークショップ」報告



第16回演劇セミナーは日本ろう者劇団が担当。
日本ろう者劇団の稽古場である「トット文化館」にて2日間演劇の基本を学びました。
演劇経験がない方を含め、約40名の参加者が集まりました!
 
【1日目】クラウン劇団OPEN SESAME





 ロネとジージ先生によるパントマイム教室。
クラウンの世界に入ると、年齢を感じさせない。出会う人とうまれる「幸せなキモチ」を感じさせてくれました。ストレッチから、クラウンの基礎から細かく指導して頂きました。

講師の声
 「聴こえる」と「聴こえない」の違いはなく、個々の課題があるだけでした。
「クラウン作品の創作」はとてもレベルが高く、参加者と一緒に大笑いさせていただきました。

参加者の声
声を使わずに、身体の動きで表現を出すための創造が大切なんだと実感しました。

【2日目】前進座

 歌舞伎俳優 早瀬栄之丞先生とそのお弟子さん2名をお迎えして、歌舞伎の基本知識や実技、メーキャップ等を体験させていただきました。歌舞伎に興味がなかった参加者にとって魅力的な講座で、歌舞伎のイメージが変わり「歌舞伎ファン」が生まれました。
 
 講師の声

正直申し上げると、当日を迎えるまでは不安がありました。ろう者の皆様にどの様にすれば歌舞伎の魅力をお伝えする事が出来るのか、当日、皆様と触れ合ってそんな心配は不要でした。後半には立ち廻りの稽古をいたしましたが、皆様の積極的に取り組む姿勢、我々の想像をはるかに超えた表現力。どれもこれもが驚きの連続でした。


 


詳しくはデフQ43号をご覧ください。

購読をご希望の方は「問い合わせフォーム」にてご連絡ください。


2015年は福岡ろう劇団博多が担当です☆お楽しみに!
全日本ろう者演劇会議は、日本各地で活動している聴覚障害者の劇団の繋がりを創る場と、より高度な演技を磨く場を提供し、聴覚障害者の文化を深める団体です。
応援よろしくお願い致します。

0 件のコメント:

カウンター